春から秋までを振り返るシリーズ。5~6月は木削りセッションでサービングスプンづくり、楊枝入れづくり、ミニスパチュラづくり。
木削り分かち合い活動が自分にはやはり向かないように思えたり、不甲斐なさを感じたり、他に素晴らしくやってくださってる方々が大勢いるからもうだんだんフェードアウトするままに、と思う気持ちが定期的にやってくるんですが、そのたびに木削りセッションのお申込みがポツポツ入ったり、剪定枝が箱に入ってどさっと届いたりして……それでなんとなく、もう少しだけ続けてみよう、となるのですが、この時期もそんなふうでした。
皆みなさまに、感謝感謝です。
サービングスプンはヤマグワの木から。大きい匙面を削らなきゃなのにも関わらず、今まで削ったことのない(=削り心地が未知な)ヤマグワの木に直観でお出ましいただきました。ありがたき。。自生種で、実が一般的クワの実よりさらにおいしいらしかった。すばらしいツートンカラーの木でほれぼれ。
(あ)さんがフックナイフで削ったさじ面がきれいで見惚れてしまいました。
伴走用に私が削った片割れは、虫食い穴が深々と貫通してたためとても浅いさじ面になりましたが、取り分けスプンなので器の縁に引っかかるよう柄尻にクイッとした鈎をつけるという新しい試みができて楽しかったです^_^
出たヤマグワの端材で、後日、豆皿もつくってみました。
楊枝入れは、わがやのセンダンの枝を刳り抜いて。
(た)さんの斧のはつり跡がきれいで、はつるうちに自然に斜めになったストライプが美しかった。。
ミニスパチュラはエゴノキです。枝を斧で割って、はつって、ナイフでの下削りまで。今回は4時間の中で斧での作業もやってみたいとのことで、このメニューになりました。
いらしてくださった(き)さん、後から教えてくださったんですが、お誕生日プレゼントがこのセッションだったそうで。。なんとー、早く言ってくださってたらプレゼントご用意したのに、と思いました。
木削り用の斧もナイフも初めてとのことでしたが、なんかかっこよかった。。切削面もきれいで、木が喜んでたように思います。
純粋に木が好きな方で、嬉しかったです。ありがとうございました♡
(あ)さん、(た)さん、(き)さん、ご一緒させていただいて、ありがとうございました^_^
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