昨日は岐阜市の工房円さんにて、漆作家の登根円さんに漆を教わりました。すりすり、ねりねり、ぬりぬりの時間、すごく面白かった!
森林文化アカデミーのグリーンウッドワーク指導者養成講座を一緒に受けてきたお仲間のみなさん(&パートナーの方々)と、各自削りためてきたものを持参して教えていただきました(自分は柿のお椀、サクラのミニスプン、リョウブのスプン、ブラックチェリーのスプンを持参してみました)。
持参した木地に、下地用のとの粉ミックスを塗りつけて乾かすと、木の器から土の香りがしだしたり。
そして木地に塗るとまた印象が変わって濃い飴色に!
このあともまだ時間とともに透明度が増したり色味がかわったりしてくんだそうです。生きてる色。
生漆を塗る前に混ぜていくと、混ぜてるだけなのにどんどん色が移り変わって、ココアみたいになったとおもったら、あっというまにマヨネーズとソースを混ぜたみたいになったり。
顔料を入れて黒や赤もやってみれて、これもまた質感がまったくかわるー!
カメラマンがモデルさんに声かけつつ作業するみたく、いいね、いい色だね、いい艶だね〜なぞと器やスプンに声かけつつの作業、楽しかったです。
穴の空いた木の器の直し方も教われて、うれしかった!これで安心して(?)ろくろでの器挽きに体当たりしていけそうです。
とっても楽しくやさしく教えてくださった円さん、ご一緒くださった愉快なみなさま、オーガナイズしてくださった中津川グリーンウッドワークベースの原さん、ほんとありがとうございました❣️
今回塗ってきた器とスプンは、あと2,3回繰り返して塗っていく作業を経て完成です。色味・質感の変化が楽しみです。