少し前に削ったヘラスプン2号(前に削った、ヘラ兼サービングスプーンと似た形でつくってみた)の仕上げ削りをした今夜です。気持ちがすっと落ち着く……。

さじフェスで、”木目さま”の声を聴くことを教わってから、生木で削ったのを乾燥させた後の、最後の仕上げ削りがいっそう楽しい。。。どの方向に削ってあげると樹がよろこぶか、耳を澄ましながらの作業。好きな時間です。

セオリーは一応あるけど、個体によって、木取りによって、場所によって、逆撫でにならずにいい毛並みに撫でてあげられる方向が変わるようで。。

樹がよろこぶと、ツヤピカに光ってくれる。。。まだわたしはあんまりうまくないから、全面ツヤピカまでいかないけども。指触りもスベッとなるし、気持ちいいのです。

仕上げ削り中の木のスプンの光るさじ面のクローズアップ

サンドペーパーなしで仕上げるので、ツヤピカかどうかは使用時の水はけ(+スプンの場合は口にいれたときの感触)にとっても大事なポイントでもあるのだけど、正直、ヘラスプンは食事用でないので、そこまでツヤピカにこだわる必要はなく。。。無駄な作業である。でも楽しいからね。。

仕上げ削り中の木のスプンの光るさじ面とフックナイフのクローズアップ