急ぎの仕事があるから、と木削り関連のことを後回しにしている今日この頃ですが、いろいろをがまんしていると仕事もなぜかはかどらない(翻訳仕事なんですが、言葉の出が悪くなる💦)、という事実に毎度気づかされます。
というわけで、今日はいさぎよく、木削りブログを先に書くことにしました。
あ。ぐり と グリーンウッドワークとしてnoteも始めたのです。そちらは週末ごとに記事を更新しようとスタート時に決めたので、仕事をさしおいても書いていました。 https://note.mu/guritogreen
けど。。ここ(自分のサイト)と違って、木削りに特に関心ない方が読んでくださるかもしれないnoteのほうは、どうも身構えてしまって。。。なんだかむずかしい。noteでは、木の文化と森を元気することに軸足を置いてグリーンウッドワークをご紹介していきたいと思ってるのですが、その方面の発信はまだ「ひよこ」なので、足取りがおぼつかないのもあり。。。
まあ、ぼちぼち、やりながら、ですね、何事も。。
* * *
木削りの実践方面は、最近は、はじめてのコルロージング(模様入れの手法の1つです)にチャレンジしてみていました。
模様を入れてみたのは、リョウブの曲がり材で粗削りまで終えていたスプン2本。
材のカーブがスプンにちょうどよかったので、するすると形になりました。
繊維も断ち切られずに通るし、削るのも楽だし、一石二鳥です。
つくづく、やっぱりその材の声をきく形づくりはいいもんだなあ、と感じる。。。
コルロージングは、クラフトハウスの井丸さんがつくられた、美しいコルローズ用のナイフを最近買わせていただいてたので、やってみるのが楽しみでしたが、臆病な自分はまずはほんとうに小さいワンポイント柄から始めました。
曲がり材から削ったリョウブのもう1本のスプンの先端に。友達の引っ越し祝いにプレゼントしたくて、その人のことを考えながら「♡」マークを入れました。
ただ、♡マークは曲線だらけで、初めてのコルロージングには難易度が高めだったことに後で気づきました。。。なのでへたっぴでしたが、なんとか気に入ってもらえたみたいでよかった。。
ナイフで模様を刻み入れたら、そこにコーヒーの粉とえごま油をまぜたものをすりこむと、茶色く色が入ります。最後にボタンなど滑らかなもので表面をこすって仕上げます(井丸さんのコルローズ用ナイフの柄尻は、仕上げでこするときにちょうどよい形になっていました、さすが!)。
井丸さんからは、もっと直線寄りの線模様だときれいにいくはずです、とアドバイスいただきましたが、曲がりリョウブスプンのもう1本は、自分用に、文章をいれたくなってしまい。。💦無謀だとは思いましたが、やってみた。
今、個人的に人生上いろいろあって、自分へのリマインダーとして、この文章を入れたかったんです。手にもって使っている時に、ふと、目に入るといいな、と。
文字入れは案の定あんまり綺麗にできなかったけど、でも!今度いとこの結婚祝いにあげるサービングスプーンにも、これを入れたらいいんでないか、と思いついてしまったー。。。
新婚さんがケンカなどしたあとに、ごはん作りつつこのサービングスプン兼ヘラを見たときに、やっぱりそうだよね、♡ is the answerだよね、と思えるきっかけになれば面白いなとおもっていますー。
そのためにまずは木端で練習せねば。。
memo:
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