いただいてきたケヤキの剪定枝

駅前で欅の散髪しているところに通りがかったので、思わず現場の方に声をかけてしまいました。

親方さんとおぼしき方は「いいよ、好きなだけ持っていて、これ全部いいよ(笑)」と言ってくださり、、、わたしが自転車で運べそうな太さのを2本選ぶと、飛び出してた小枝や葉っぱをわざわざハサミで切ってくださいました。お優しかった。

それで今日は皮むきを。甘皮を上手にとれたら、ナイフの鞘の材料にしようと思ってのことでした。

でも皮むきしていると、中から出てきた木部が骨のように美しくてつい夢中になる。。

欅とのおつきあいはまだ日が浅くて、去年の春は、枝を切ったときの断面の年輪の美しさにはっとした。

相方は小さい頃住んでた部屋の窓のすぐ外に欅があったそうで、とても親しくしてきたらしかった。

ナイフ2本の鞘を、前から作りたいと思ってたので、じゃあこの機会に、とつくりだしたのだけど、大切にとってあったヤマザクラの樹皮で本体部分をつくってみたら、バインダーにする紐もやっぱりおそろいのヤマザクラでやりたくなってしまった💦

欅の甘皮、どうしよう。。。

樹皮を剥いた欅の枝のほうも、まだ何に使うか決めてなく💦 とりあえず割れを最小に防ぎつつ日陰で乾燥させてみます。

少し太くなると割るのがとってもやっかいらしいことは噂で聞いていて(薪割りがめっぽうしずらいらしい)。ということは繊維が密に入り組んでいるということだから、裂けにくいなら椅子の脚などには向くんじゃないかと思いましたがどうなんだろう?

樹液の多い今の時期に伐られたものなので、せめて小さめの割れにとどまるように、木口にボンドを塗って、木口から10cmくらいは樹皮をそのまま残しておいてみました。樹皮を剥いたところには蜜蝋クリームを塗っておいてみた。なるべくゆっくり乾いていきますように。。。

いつも下を自転車で走っているケヤキの木。通りがかりにあいさつする樹が、また増えたのは嬉しいです。