影響を受けやすい自分は、インプットを入れすぎないようにすることで、今ここにある小さな声(材からの声、自分の中からの声)を聴き取れるよう対策してるわけですが、そうすると、自分なりのやり方にへんに偏ったりとか、思い込みにはまっちゃったりとか、それはそれで目の前の材とフレッシュに向かい合うことに制限がかかってきてしまいますね💦

まわりを見回して、インプットを入れることも大事だなあと。。ときどき思います。

そんなわけでふいに、Jojo Woodさんのスプンづくりデモンストレーション動画がYouTubeで目に入ったので見てみたらば、とってもすばらしかった!

前からすてきな方でしたが、さらにすてきになられていて🥰ちょっとパンクなところ(?)も、やさしい心遣いも健在で。なにより確かすぎる技術は圧巻でした。

ストックナイフという、台に長い刃物の一端を固定してテコの原理で切る道具で、ブランクづくりをするのですが、手順がシンプルで、よく考えられているなあと思いました。。

ストックナイフならではのやり方ではあるのですが、こういうアプローチもあるのねと思って、出来る範囲で、斧とか、削り馬+ドローナイフでちょっと工程を真似してみたら、なかなかおもしろかった。。

いつものやり方からぐんと離れることができました。

工程をたどっていったら、こんな感じのスプンになりました(Jojoさんのより長めの柄にしました)。さじ面裏側を亀の甲羅パターンにしていくのが(あんまりうまくいかんかったけど)楽しかった!

元の枝はこちら。京都のおうちのサクラの伐採枝の半割りです。

さじ面の彫りの方向性とか、フックナイフでさじ面奥の部分を彫る時の左手での材の支え方とか、いろいろ細かなところでも楽しい発見がありました。他の人のやり方を見るって、楽しいですね!

もうすこしこの感じのアプローチでスプンづくりして、発見を味わいたいな、と思っています。


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