木削りセッションで端材が出ると、その後はしばし、端材からのものづくりが続くのがいつものパターンです。つまり、そもそも「端材」ではない……。その木を眺めていて、何か削れそう、と思ったら手が動き出します。

この頃は豆皿にするのが愉しいな、と思うことが増えました。

本当に小さな、文字通り「豆」サイズのお皿です。

いただいたヤマグワの木(産山)から、ふたつ。

いただいたイチョウ(横浜)から4つ。

アボカドの木のククサとイチョウの豆皿で、おやつタイム。

イチョウ(横浜)のしずく型のは、雨降りの日に削ったらこうなった。

道具はいつもの斧+スロイドナイフ(ストレートナイフ)+フックナイフ。その時のその木に合わせて自由な形にできるので愉しいです。

単純なものなので、つくるのもわりとやさしいですが、コツも少しだけあります。
木を均等に「4枚おろし」に割るとき、割れ目が曲がって行かないような割り位置を定めることとか。
斧で成形するとき、効率のよさと割れのリスクのバランスを考えた作業の順番とか。
フックナイフで中を刳るとき、削る場所ごとに木がよろこぶ(ツヤっと削り上がる)方向が変わるのですが、それをリスペクトしながら刃を入れることとか。
しずく型のようなツノのあるデザインは、ツノ部分に繊維の流れが貫通するようにして強度を保つこととか。

今度、木削りセッションリピーターの(あ)さんから豆皿作りをリクエストいただきました。
木削りセッションで新しいリクエストをいただくたびに、ふだんなんとなくやっていることを言語化+イラスト化することになるのですが、「じっくり見直しの機会」になるので、自分にとってもためになります。ありがたいです^_^

考えてみたら……、スプーンはシンプルに見えて3Dな形づくりがややトリッキーだったりするのに比べ、豆皿はわりと2Dに近い本当にシンプルな形状なので、木削り初めてさんにはこちらから入っていただくのもいいかも? どうなんでしょうー、、今度のセッションをヒントに、また考えていきたいです。