今日も暑かった。。。「猫の額庭」と呼んでいる、玄関までの土のアプローチの草取りをした本日。つい夢中になって気づくと熱中症一歩手前みたいになっているから気を付けないといけないです💦

思い立って、草取りの終わりしなに、自転車置き場に置きっぱなしにしていた、玉切り丸太と、桜の太めの枝を、「リビングルーム工房」へ持ち込みました。

本業の仕事ノルマを終えてから、はつり台づくりを開始。

ずっと使ってきた愛用のマイはつり台は、エノキの丸太を玉切りにしただけのもので、これを畳んだラグやコルクマットを床に敷いた上に置いて、何でもやってきましたが、やっぱりもう少し高さがあったほうがやりやすい作業工程があり……。少し前から、あったほうがいいなと思ってた、脚つきはつり台を、重い腰を上げてつくってみることにしました(木削り場を開く準備としても、はつり台は必要なので、ぼちぼちやりたいのもあり)。

去年の春、実家の目と鼻の先にあった林、わたしが小さいころからいつも前を通って、「ここを通ると空気が変わる」と感じてきた小さな林が、切り拓かれて保育園になりました。そのときに現場に通って、伐採作業をしていた親方さんとお知り合いになって、伐った木を少しわけていただいていました。

(作業中ご迷惑になってはいけないので、休憩時間にお声をかけて、みなさんがお昼を食べに行っているあいだに、倒した大木から枝を選んで切らせていただてました)。

このときに親方さんが丸太を適当に玉切りにして転がしておいてくださって、それも「好きなだけ持って行っていいよ」と言ってくださってたので、3個だけ、いただいてきていました。(生木の玉切り3個を、カートにくくりつけてバスと電車で持って帰ってくるのはなかなかチャレンジで、がんばりました……。)

今回はこの玉切り丸太を、脚つきはつり台にしてみよう。1年以上たっているので、乾いてるかもしれないけど、穴を開けられるかな……。

同じく去年の冬に、近所の庭師さんからいただいたサクラの枝も、いろいろ忙しすぎてものづくりするに間に合わないまま、乾いてしまっていたので、せっかくなのでこれを脚にしてみよう。虫とか菌とか、入っていないまま健やかだといいのですが。

脚を挿すための穴は、これもいただきもの(ありがとうございます!!)のリングオーガー(大きな手回しドリル)で開けることにします。

ドリル径が27㎜なので、脚のホゾは28~29㎜くらいでひとまず削りたい。なのでそのくらいの環っか状のものを家の中で探し……。

マスキングテープの芯が見つかりました。内径30㎜だったので、紙を数枚内側に貼って調整。

これで脚にするサクラの木口に墨付けをして、ドローナイフで削る。日々少しずつ削って、「脚」を増やしていく計画です。

ひさびさに削り馬に乗ったら…… (もっと大柄の人やパワーのある人にはこんな華奢な削り馬は危険だと思われますが💦自分にはそこそこ丁度よく……) やっぱり楽しい。

つい、必要以上に丁寧に削り始めてしまい、時間をかけてしまうのでした。。。

でもなんというか、ドローナイフで削るときが、いちばん樹の聲を聞きやすい気がします。自分の原点がこれだからかもですが。。繊維に沿って削るのがとにかく楽しい。

ホゾの部分は、輪っかにくぐらせながら微調整。(手削りのホゾは精度は低くなるので、おすすめでないです。テノンカッターという道具があると、ピタッと削れるので、そのほうがいいです……)。

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まだ脚はそろってませんが、イメトレ的に、丸太に穴あけ位置を墨付けしてみた。

3本脚なので、3カ所=120度間隔で開ければよいわけですが、分度器がないので、まず4分割に線を引き、その各セクションを3等分に分けて線をひいて(占星術の円形チャートみたいに)、1セクション=だいたい30度にしておいて、120度ずつ間を開けて墨付けしました。

脚は外に開く角度にするため、垂直から22~25度ほど傾けたい。これもさきほどの1セクション=30度に照らして、だいたいこのくらい?というところで自由スコヤを固定し、これを立てれば、穴あけするときにドリルを斜めに倒す角度の目安になります。

今日はここまで。続きは後日です。。実は脚を取り外しできる仕様にしたい気持ちもあり。。。まだ迷っています。

後日談:その後ひょんなことから別のはつり台が先に完成しました。脚をとりはずしてばらせる仕様にしてみました。うまくいっった気がしています!